2021年5月16日 その他

現代の「人の育て方」

次女がアニメのハイキューに影響を受けたのか「バレーボールをやりたい」と言い始めました。と言うことで、この春から地域の小学生バレーボールチームの練習に参加するようになりました。チームには小学校3年生から6年生が所属し、週に2日練習しています。

練習を見に行ったところ、経験者の監督とコーチが手取り足取り丁寧に指導されており、まだバレーボールのルールも知らない初心者の次女にもマンツーマンで指導してくださっていました。

チーム練習には、OGの中学生や高校生や社会人も参加し、コーチとして手伝っていました。「なぜ中学生が?」と思って話を聞いてみたら、その理由に妙に納得が出来ました。
小学校で週に2回密度の濃い練習をしてきた人にとっては、中学校の部活が退屈なんだそうです。小学校の間は、誉められながら個性を伸ばすように指導され、楽しく練習し、技術も上がったそうです。かたや中学校の部活は、一年生は球拾いと声出しばかり、先生は未経験者で指導も下手、先輩は偉そうにしているだけで教えてくれることはない。
部活に行っているだけでは、ストレスが溜まってしまうので、日曜日には古巣のチームの練習に参加し、練習を手伝いながら、身体を動かしているとのこと。

これって、設計や大工や職人の世界でも同じかも。軍隊のような精神論での教育や「背中を見て学べ」は、もう時代遅れ。効率の良い学びがあって初めて能力も発揮されるものですよね。考えされられました。



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