2009年2月27日 家族のこと
沖社長やすらかに
沖社長の葬儀が一昨日、昨日行われました。600名を超える参列の方が見えられ、故人の顔の広さと人望を改めて知ることになりました。参列者の数にも驚きましたが、これまでに建てたお客様も数多く参列されており、お客様にも広く愛されていたことを知らされました。お通夜の晩には、線香をたやさないよう数多くの大工さんや鳶さんが泊り込んで、沖社長の傍らに付き添っていました。告別式にもたくさんの参列者がみえられました。弔辞をお願いした3人の方の弔辞がどれも故人を偲んで、故人に届くように自分の言葉での弔辞だったので、多くの人が涙していました。葬儀社の担当者さんによると、火葬場に80名をお連れしたのは葬儀社のこれまでの最高記録だそうです。葬儀の後は沖社長とよく行った小料理屋さんとバーに行き、社長が歌っていた歌を歌っては皆で泣いて過ごしました。大の大人が皆して歌いながら泣いている姿は、知らない人が見たらかなり妙だったと思います。失われたものの大きさを改めて感じる夜となってしまいました。
御世話になったお客様から、中国での弔辞に使われる言葉として「悲しみを力に換えて、残された者は生きていく」を教えていただきました。この悲しみを明日への一歩を踏み出すエネルギーに換えて行きたいと思います。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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