2012年2月5日 プライベート
後草水神社永代大御神楽 2
午後二時過ぎですが、
神社には早くも観客が集まってています。 神楽の奉納はこれからが本番です。
神楽13演目と、お稚児さんの広原地区、後草地区の2チームがそれぞれ「鈴の舞、扇子の舞」を披露します。
先ずは区民会館でも舞われた猿田彦命・天狗の舞から始まりました。 舞台の廻りにはカメラマンが並んでいます。
やはり舞台で舞った方が迫力があります。区民館では無かった、床を踏みしめる音、跳んで着地する音が響きます。
なるほど、それで神楽を舞うとは言わず、ここでは跳ねると表現するのですね。
区民館でも舞われた神楽です、この舞は大変面白く30分近くも舞い続けます。途中扇子で涼をとったり、肩腰を叩いて疲れをとるようなしぐさの舞もあります。本当に疲れる様で曲が止まって次に舞いだすまでに息を整え、整った所で太鼓に合図を送り舞いだします。
田の神様が出てくる頃には、境内に観客が集まってきます。手にビニール袋を持った人が多くいます。
これから投げられるお餅・お菓子を入れる袋です。
今舞っている神様の後、境内で一回目のお餅投げが始まります。
田の神様と狐のユーモラスな掛け合いの後、狐より奪い取ったお餅を投げ始めます。
田の神様の何回かのフェイントの後、お餅・お菓子が投げられました。
お餅、取れません。写真、撮れません。
待っていては取れません。前から・後ろから・横から奪いに来ます。奪いに行かなくては。
境内は大盛り上がりです。この後恵比寿さん・大黒さんの舞が始まります、 この舞も楽しい舞です。恵比寿さんが鯛を釣り上げた後、二回目のお餅投げが始まります。
恵比寿さんの持っている籠の中には、本物の鯛が入っています。
お餅・お菓子が投げられている中、またもフェイントを掛けながら鯛が投げられました。
息子は今回も鯛に触ったのですが、他の人に取られてしまいました...〆切になったのは6:30頃だったでしょうか。朝から最後まで見ていたのですが楽しかったです。
本日取る事が出来たお餅とお菓子です。お菓子は御神楽を見ている間にほとんど食べてしまったようです。
鏡餅は実家の娘がシッカリと抱えたのですが、審判のような人が出て来てお餅を割って、手を出している4人で分けたそうです。
このほかに屋台で使える500円券3枚・鯛一匹でした。
この御神楽、口伝で何百年続いているなんて凄い事ですね。伝統を感じます。
神楽師の後継者・頭屋になる方が、どんどん続いて行くといいですね。
神楽師・お稚児さん・神社の方々・来賓の方・頭屋さんご苦労様でした。
皆さんカッコ良かったですよ。
初めて観たのですがなかなか良いものです、又見に行きます。
あすなろ建築工房 三塚
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